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私のおススメ漫画

私が紹介する漫画は『湾岸ミッドナイト』で全42巻、2~3回読みました。車の漫画です。車の漫画と言うと『頭文字D』がまず有名で、あと『オーバーレブ』などがあります。
私は、たまたま自動車整備工という仕事をしているので、おそらくは一般の方々よりは車のメカニズムについては詳しいと思うのですが、そんな私をして唸らしめるほど、データの裏づけが豊富です。面白いです。
しかしながら、私が声を大にして強調したいのは、とにかく登場人物のセリフを通じて作者の楠みちはる氏が読者に伝える内容が深イイことです。この世知辛い世の中を生き抜くために、もしくは今、挫折して人生に悩んでいる人に向けて名言のオンパレードです。
その中で、ひとつ挙げるなら、黒のポルシェターボ911使いのブラックバードが言う「秘すれば花」という言葉が私は大好きです。そもそも、この言葉でいう「花」とは、本来、女性を意味するらしいのですが、『湾岸ミッドナイト』では、主に主人公のアキオを称賛する言葉として使われています。ここでこの言葉の意味するところは、自分のことを声高に自慢するよりも、黙っていてこそ値打ちがあるというものです。いかにも、日本人的な発想です。一方で、私個人としてはアウトプットすることの大切さも感じています。アウトプットの効用は、まずカタルシス的な効果が期待できることです。吐き出して、スッキリすることです。また、アウトプットすることで、自分の考えや新しく知ったことが明確に整理できることです。それでは、なぜ「秘すれば花」を推しているかというと、自分が言いたいことを声高に言えなかったとき、この言葉を思い出すと、不思議にイライラがスーッと引いていくのです。結局のところ、「秘すれば花」と「アウトプット」、大切なのはバランスだと考えています。
とにかく「秘すれば花」はほんの一例、全42巻の中にこのような言葉が随所に光っています。まだ読まれていない方は、是非ご一読されることをお勧めします。